カムイキッズの英語コミュニティ
カムイキッズのスタッフは、幼児教育の専門家であると同時に経験豊富な語学教師/学習者です。私たちは、日本における共通のニーズに応え、子供中心の方法で"英語コミュニティ・オブ・プラクティス"を提供したいと願っています。そのため、カムイキッズでは今後数ヶ月の間に、私たちの価値観が十分に表現された"幼年期と個々の子どもたちを尊重し、人間とは何かを核とした英語学習環境"を提供する新しいサービスを試験的に開始する予定です。
森のようちえんとは異なり、「カムイキッズ・イングリッシュ・コミュニティ」では、子どもたちは英語のみで学びます。地域のALTや他の英語学習者と協力し、大人と子どもの比率を高くして、子どもたちに手厚い言語指導を行います。コミュニティ・オブ・プラクティスのファシリテーターは、活動では英語のみ使いますが、子どもたちがすぐに英語で話すことを要求することはありません。もし子どもたちがバイリンガルのスタッフに日本語で話しかけたとしても、私たちは英語で対応し、決してその質問を理解できなかったふりをすることはありません。英語コミュニティでは"インプット"に重点を置き、誰もが自分のペースで言語に親しめるようにします。子どもたちは、カムイキッズの家族の一員として扱われ、ファシリテーターは子どもたち一人ひとりのレベルやニーズに合わせて接し、アプローチしていきます。
活動のなかでの1時間は自由遊びの時間です。ファシリテーターと一緒に外遊びをしたり、ボードゲームやビデオゲーム、演劇など様々な遊びを楽しみます。最後の1時間は、キャンプファイヤーを囲んで、歌、お話(口頭と本の両方)、アクティビティを共有します。時にはグループで料理をし、地域の人々と一緒に楽しみます。ゲストスピーカーや地域のゲストを招き、彼らが好きなものを子どもたちと分かち合います。そして何よりも、子どもたち一人ひとりとともに人生を謳歌し、言語豊かな環境の中で、適切な刺激を与え、包括性と尊重を基礎とした活動を行います。
今年後半にサービスを開始し、山形県の村山地区と最上地区でそれぞれ1つずつ、計2つのコミュニティで実施したいと考えています。需要に応じて、各エリアで月2~4回のセッションを開催する予定です。